[コミック雑誌版]仇討慕情です。

“仇討ちの、長い旅路の果てに…”――曽我兄弟で知られるように、古来より仇討は非業の死を遂げた者の恨みをはらす唯一の手段だった。
相模の国の武士・里見藤十郎が仇討の旅に出てはや十六年。
父の仇は巴進左衛門という絵師で、目印は右足かかとの傷のみ…。
初めは悪人退治のような心躍る気分で日本中を飛び回っていた藤十郎も、三十路を過ぎ、自分の人生について考え込むことが多くなった。
そんな折、初老を迎えた男の前についに現れた仇の姿!“大阪新地の遊女・和泉とささらが繰り広げる、男と女の究極の駆け引き!”――「オイラはささら。
大阪新町廓の“禿(かむろ)”でおます。
お師匠にあたるは梅の位の天神・和泉アネサマ。
お客のオッサン、アホばっかし」。
禿とは八〜十歳で入廓し、大人になると遊女として売り出す女の子のこと。
けど、容顔美麗で才のある禿は英才教育を施して最高位の“太夫”として売り出します。
そんな二代目・夕霧を襲名するはずの古林どんは、実は…!? 究極の遊び場、難波遊郭に渦巻く情欲の駆け引き。
そして、切ない運命。
“下級武士が家老の娘に一目惚れしたことから…”――家老・津沼の愛娘・綾に一目惚れをした下級武士の中野新三郎が、十ヶ月ぶりに屋敷に訪れた。
それは十ヶ月以前に津沼が、「敵将の首を討ち取って来たら、娘をくれてやる」と言ったからに他ならないのだが…。
男が女を求める激情と、女が男を選択できなかった時代の非情! 一途な恋心を描く、本格時代劇画。
“八吉の娘・つむぎは染物師を夢見ていた…。
時代劇画の古典、前後篇一挙掲載!!”――この時代、女の子の「将来の夢」はみんな「お嫁さん」だったのだが、男勝りの<つむぎ>は染物師を目指して奉公に出た。
同じ夢を見る民代と知り合い、過酷な労働に耐え夢を叶えようとするつむぎだが、現実はそう甘くもない。
また、ふとしたキッカケで知り合った男といい仲になり、つむぎの心は、揺れる…。
“九頭竜をなのる売薬の行商人、買厄も商うという闇夜の旅路”――九頭竜は売薬の行商人を商い、買厄も請け負いながら自分の過去を探す旅を続けている。
ある日、「過去を消したい」という盗人から殺しの依頼を引き受けた九頭竜が、江戸・日本橋堤田町の孔雀長屋にやって来た。
そこで、スリを生業にする篠と再会するが…。
女の性は、ただ悲しく…。
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